コロナ禍の時代が長く続き、世の中では「投資ブーム」が起こっているそうです。確かに日本の経済はいつになっても良くならないし、会社のお給料もなかなか増えないし、「老後2000万円問題」とやらも気になるし、今のうちに何かはじめなきゃ、と思っている人は多いはず。でもじゃあ、一体何からはじめればいいのか? すぐにはわかりませんよね。知識もないのに飛び込んで、だまされるのも嫌だし…。そんなあなたに頼もしい助っ人が現れました。「セカニチ」のハンドルネームで活躍中の実業家・南 祐貴さんです。初の著書である『世界一面白くてお金になる経済講座 知識ゼロからはじめる投資のコツ』(ダイヤモンド社)で、誰にでもできる最も簡単で最も安全確実な投資法を説き、話題を集めています。彼が説く、世界一「安全確実」にお金持ちになる方法とは?(イラスト/ゆん)
「不動産投資」と聞いて、どういうイメージを持ちますか?
「新駅」「再開発」「タワーマンション」「巨大オフィスビル」…など、夢ばかり広がりそうな言葉たち。東京都心では今後も大規模な再開発が待ち受けています。例えば高輪ゲートウェイ駅周辺には2025年までに巨大なビルが立ち並びます。
正しい知識さえ持てば、リスクを最小化しつつ、35年後に数千万円の物件(=資産)を手に入れることができます。年収によっては3軒買える人もいるので、余裕で1億円を超えます。
しかし正しい知識を持たずに、ギフト券3万円のプレゼントに釣られ、しつこい営業電話に引っかかり、悪徳不動産業者から不動産を購入してしまうと大損をします。間違った価格で不動産をつかまされた人の被害談が広まり、不動産ローン=借金=悪という認識が広がってしまいました。
では不動産で成功するために必須の知識とは? キーワードは「正しい借金」です。実は不動産における「借金」とは超ポジティブな言葉です。正しい価値のある物件を手に入れれば、借金=資産となります。正しい価値の物件を手に入れるために、まずは基礎となる借金(=ローン)について理解していきましょう。