一橋大、東工大とも
1位は前年と同じ
まず、一橋大で第1位となったのは前年に続いて楽天グループ。就職者数は35人とダントツである。楽天といえば、三木谷浩史会長も一橋大のOBであることは有名だ。それ以降は、2位三井住友銀行、3位日本生命保険、4位三菱UFJ銀行、5位日本政策金融公庫と、金融系が非常に強い。
次に東工大だが、1位となったのはソニーグループで、こちらも前年と変わらない。続いて2位が日立製作所、3位富士通と、電機業界への就職が強いのが同大学の特徴である。日本を代表する「モノづくり」の現場を、同大学を卒業した優秀な社員たちが支え続けていることは、頼もしい限りだ。
*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。
2021年春の大学別の主な就職先。就職先(企業・団体)の名称は、原則としてアンケート調査時点の各大学の回答による。また、大学通信の調査方法によって表記しているため、正式名称と異なる場合がある。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。東工大は大学院修了者を含む。(調査/大学通信)