日本の最高学府の学生たちは、コロナ禍にどんな就職先を選んだのか Photo:PIXTA
コロナ禍の最中に行われた就活で、主要大学の学生はどのような企業・団体を選んだのだろうか。国公立・私立主要27大学別の2021年就職先ランキングを作成した。第1弾は東京大学の就職先をお届けする。アフターコロナが見え始めた足もとで、就活戦線を戦う学生とその親は参考にしてほしい。（文／ダイヤモンド社 ヴァーティカルメディア編集部、データ提供／大学通信）
2021年の主要大学ランキング全体を見ると、国公立大では自動車、電機、銀行など従来から学生人気が高かった大企業・有名企業が上位に顔を並べた。コンサルティングファームやネット企業など、新たに注目を集めている業界の大手も食い込んでいる。これは20年と大きく変わらない印象だ。
東京大学も20年は、2位がアクセンチュアとソニー、4位が野村総合研究所、5位がトヨタ自動車と、前述のようなトレンドとなっている。ただ特徴的だったのは、就職先の1位が東京大学そのものだったことである。実はこうしたトレンドが、21年はさらに強まっているのだ。
果たして、21年の東京大学の就職先はどうなったのか。
