ウクライナの国営鉄道会社は8日、同国東部クラマトルスクの駅がロケット弾による攻撃を受け、少なくとも30人が死亡し、100人以上が負傷したと発表した。ロシア軍はドンバス地方に戦力を集中させており、攻撃を受けた駅には同地域を脱出しようとしていた数千人の民間人がいたという。  ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の顧問を務めるオレクシー・アレストビッチ氏は自身のフェイスブックに「(ロシア軍は)民間人を攻撃したことを認識している。(攻撃が行われた)早朝の時間帯の駅には家族連れや子ども、高齢者など避難しようとする数千人の民間人がいたと認識していたのは明白だ」と投稿した。