どれもおいしそうな8品のうち
入賞したのは…

8人のシェフが腕を奮ったトリュフ料理8人のシェフが腕を奮ったトリュフ料理

 さて、いよいよ結果の発表です。表彰されるのは1位から3位、そしてちびっこ審査員賞の4人。

 ちびっこ審査員賞を受賞したのはスペイン代表のJuan Carlos Benitoシェフで、料理のタイトルは“トリュフエッグの豚足と豚のモーロ(顔の部分)エビのグラッセ、トリュフ添え”(写真下段左から2つめ)。豚の脚やモーロを使うあたりがスペイン人らしいですね。地元の子ども達も食べられた食材をおいしく感じたのかもしれません。

 第3位に選ばれたのはイタリアのGiuseppe D’erricoシェフの“ゴールドブラックリゾット”(写真下段右から2番め)。見た目はどこか和を感じさせる黒と食用金箔です。

 続いて第2位はスロバギア代表のJure Dretnikシェフで、“黒麹のニョッキのセロリ、カブ、トリュフ添え”(写真上段左端)。日本の発酵食品が使われていることに驚きました。

1位に輝いた料理は
トリュフとフォアグラを使った贅沢な一品

発表の瞬間は紙吹雪が舞い盛り上がりました発表の瞬間は紙吹雪が舞い盛り上がりました

 そして見事1位に輝いたのは、タイから来たAnthony Burdシェフ。料理は“トリュフと牛肉のラビオリ、トリュフとキノコのソースとフォアグラ添え”でした。世界の三大珍味の2品を使った贅沢な一品でした。味見したかったな…というのは私の心の声です。

真剣なまなざしで料理に集中するAnthony Burdシェフ真剣なまなざしで料理に集中するAnthony Burdシェフ
1位に輝いたトリュフ料理をアップでどうぞ1位に輝いたトリュフ料理をアップでどうぞ
入賞者の皆さん、おめでとうございます!!入賞者の皆さん、おめでとうございます!!

 Cocinando contrufaはトリュフの魅力を身近に感じることができる楽しいイベントでした。次回の開催は2024年の予定。コンテストの前後数日間はソリアのあちこちのレストランでトリュフ尽くしのコースメニューが食べられますので、思い切り食べてみたい!!という方はぜひ足をお運びください。

スペイン政府観光局ソリア案内
・URL:https://www.spain.info/ja/mokuteki/soria/

※ソリアで生産されるトリュフの多くが黒トリュフなので、ここで言うトリュフとは黒トリュフを指します。