【スティランウェンデル(フランス)】仏大統領候補のマリーヌ・ルペン氏(53)は、フランス軍を北大西洋条約機構(NATO)の指揮下から外すことを望んでいる。また、欧州連合(EU)からフランスの力を取り戻したいと考えている。また、フランス社会の中で移民の居場所を狭めるため、憲法の改正も目指している。  しかし、フランスと世界における同国の位置付けを再定義しようとするルペン氏の計画は、大統領選の選挙運動を通じて同氏が訴えてきたメッセージを定義するものとは異なる。