――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  インドは、アップルの中国以外のアジア生産拠点として最有力候補に浮上している。同社は11日、インドで「iPhone(アイフォーン)13」の生産を開始したことを発表した。ただ、インドが一定の大きさの生産シェアを獲得するには、国内市場の整備や輸出を重視した政策、物流インフラの改善が必要だ。  カウンターポイント・リサーチの推計によると、アップルの世界の生産拠点の中で、インドのシェアは2020年の1.3%から2021年には約3.1%に拡大。2022年には5~7%に達するとみられている。