――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 *** 互いに反目する家族同士のように、ボラティリティー(変動率)が大きい市場はどれも、それぞれの形で不安定だ。 四半期ごとの価格と出来高の動向を見ると、米銀が利益を得られる機会を常に予測するのは難しいかもしれない。ウォール街では「良いボラティリティー」と「悪いボラティリティー」がよく話題に上る。前者は顧客の新たな大型取引・契約を後押しする機会となり、後者は顧客の撤退や収入の枯渇を意味する。1-3月期はその両方を経験した可能性があるが、想定外の好材料もいくらか見込める理由がある。
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