新型コロナウイルスの影響で米労働市場から離脱した数百万人の労働者が、無期限に復帰しない考えであることが、新たな調査結果で分かった。感染症への恐怖が消えないことや身体的な障害を理由に挙げている。米国の労働力不足は今後何年にもわたり悪化する可能性がある。  研究チームの過去1年間の月次調査で明らかになった。それによると、労働市場を離れた約300万人が、たとえコロナが終息しても、コロナ前の活動(出勤や店頭での買い物、外食を含む)に戻らない考えを示している。このような離脱者には、女性や非大卒者、低賃金業種の労働者が多い傾向がある。