22日の米株式相場は大幅続落。ダウ工業株30種平均は1000ドル近い下げとなった。企業決算が材料となったほか、連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め方針が意識された。幅広い銘柄が売られ、取引が進むにつれて主要株価3指数の下げ幅は拡大した。ダウ平均の終値は前日比981.36ドル(2.82%)安の3万3811.40ドル。S&P500種指数は121.88ポイント(2.77%)安の4271.78、ナスダック総合指数は335.36ポイント(2.55%)安の1万2839.29で引けた。主要3指数はいずれも週間で1.8%強下落した。一部の銘柄は、決算発表を受けて大幅に下落した。病院運営大手HCAヘルスケアは通期の業績見通しを引き下げ、株価は21.8%安で終えた。S&P500種指数の業種別指数でヘルスケアの下げは3%を超えた。