米マイクロソフトが26日発表した1-3月期(第3四半期)決算は18%の増収となった。クラウドコンピューティング事業が引き続き堅調だった。売上高は493億6000万ドルと、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の490億2000万ドルを上回った。クラウド事業の売上高は32%増の234億ドルだった。純利益は前年同期の154億6000万ドルから167億3000万ドルに増加。1株利益は2.22ドルと、アナリスト予想の2.19ドルを上回った。マイクロソフトをはじめとするビジネスソフトウエア会社は新型コロナウイルスの感染流行中、世界の企業がリモートワークを支援するためデジタルツール利用を増やしたことから、売上高が急拡大した。そうした変化はマイクロソフトの法人向けアプリケーションやクラウドインフラサービスへの需要を押し上げた。