26日の米株式相場は大幅反落。市場の関心が主要企業の決算発表に向けられる中、投資家の間ではインフレや中国のコロナ感染拡大を巡る懸念がくすぶっている。ダウ工業株30種平均の終値は前日比809.28ドル(2.38%)安の3万3240.18ドル。S&P500種指数は120.92ポイント(2.81%)安の4175.20、ナスダック総合指数は514.11ポイント(3.95%)安の1万2490.74で引けた。S&P500種指数の業種別指数は全11業種のうち10業種が下落した。一般消費財やIT(情報技術)の下げが目立った。決算関連では、複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)が10.3%下落。サプライチェーン(供給網)の混乱が通期業績の重しになるとの見通しを示した。
NYダウ800ドル超下落、インフレや中国の感染拡大を嫌気
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