グーグルは強靱(きょうじん)ではあるが、防弾ではない。同社の親会社アルファベットが26日午後に発表した1-3月期(第1四半期)決算は、オンライン広告世界最大手でも同業他社が感じているプレッシャーと無縁ではいられないことを示した。総広告収入は前年同期比22%増の547億ドルとなったが、アナリスト予想(550億ドル)を下回った。主因は、傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」にある。同サイトの広告収入は約69億ドルとアナリスト予想(74億ドル)を約8%下回った。また、その伸び率も大幅に鈍化している。ユーチューブの第1四半期の広告収入は前年同期比14%増と、前四半期や前年同期の伸び率(それぞれ25%と49%)を大きく下回っている。
グーグルのオンライン広告、無傷ではいられず
市場全体の低迷がユーチューブなどの広告収入を予想以上に下押し
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