――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  グーグルは強靱(きょうじん)ではあるが、防弾ではない。  同社の親会社アルファベットが26日午後に発表した1-3月期(第1四半期)決算は、オンライン広告世界最大手でも同業他社が感じているプレッシャーと無縁ではいられないことを示した。総広告収入は前年同期比22%増の547億ドルとなったが、アナリスト予想(550億ドル)を下回った。主因は、傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」にある。同サイトの広告収入は約69億ドルとアナリスト予想(74億ドル)を約8%下回った。また、その伸び率も大幅に鈍化している。