ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とリアルター・ドット・コムが算出した第1四半期(1-3月期)の「エマージング・ハウジング・マーケッツ・インデックス(新興住宅市場指数)」では、住宅価格が割安で、地元経済が好調な都市が上位に入った。多くの住宅購入者が価格の手頃さを優先していることが改めて示された形だ。近年は住宅価格の急激な上昇で、住宅購入者の行き先は割高な沿岸部の都市からより安価な都市圏へと移っている。この傾向は、リモートワークを行う機会が広がったことやコロナ下で以前とは違ったライフスタイルが求められるようになったことで、さらに加速している。住宅価格が史上最高値を更新し、住宅ローン金利の上昇で住宅購入者の借り入れコストが上がっていることを背景に、こうした住宅市場の遷移は続くというのがエコノミストの見方だ。返済期間30年の住宅ローンの平均金利は、2021年末の3.1%から、今年4月中旬時点では5.0%に跳ね上がり、返済月額は数百ドル単位で増加している。
米住宅市場の人気都市、決め手は「手頃さ」
WSJ/Realtor.com「新興住宅市場指数」の第1四半期1位はサウスダコタ州ラピッドシティ
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