【プシェミシル(ポーランド)】ロシアがウクライナへの侵攻を開始した約3カ月前、ハナ・コピロワさん(34)は2人の子どもを連れて首都キーウ(キエフ)からイタリア北部へと避難した。  両親が長年ベルバニアに所有する家は、一家にとって安全な場所だった。だが、コピロワさんはここ最近の週末、子どもたちに別れのキスをして、単身でウクライナに戻った。  「怖い」と話すコピロワさんだが、「ニュースで勇敢な姿を目にして、自分も加わりたい」と思ったという。  ロシアがウクライナ中心部から撤退したことで、国外に逃れていたウクライナ人が相次ぎ本国に戻っている。