欧州連合(EU)は30日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、ロシア産原油を対象とする初の輸入制限措置を発動すると明らかにした。ロシアからパイプラインを経由して輸送される原油は措置の対象外となる。パイプラインで輸送される原油はEUがロシアから購入している量の3分の1に相当する。EU当局者らは年末までには、これまで輸入されていたロシア産原油の90%が措置の対象になるとしている。