海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「ガチ中華」です。本場の中華料理「ガチ中華」「マジ中華」を提供するレストランが東京を中心に日本で急増しています。これに着目し、地球の歩き方旅の図鑑シリーズから世界で愛される中華料理を徹底解説する図鑑「世界の中華料理図鑑」が新発売!その内容を一部ご紹介します。(文/オフィスカラムス碓井正人 写真/オフィスカラムス、iStock)
日本における
中華料理の新潮流
中華料理は中国人の海外移住などをきっかけに世界に広がり、現在では世界三大料理のひとつに数えられるようになりました。日本でも麻婆豆腐や青椒肉絲、天津丼などおなじみの料理がたくさんありますよね。これまで日本で食される中華料理は、日本人向けにアレンジされたものが多かったのですが、ここ数年の間に大きな変化が。在留中国人の増加(2021年6月末で約75万人※)や彼らの消費力向上にともない、本格中華料理「ガチ中華」を提供するレストランが東京を中心として急増しているのです。※ 出入国在留管理庁2021年10月15日発表による