働きながら3年で、9つの資格に独学合格! 大量に覚えて、絶対忘れないノウハウとは?
「忘れる前に思い出す」最強のしくみ、「大量記憶表」を公開!
本連載の著者は棚田健大郎氏。1年間必死に勉強したにもかかわらず、宅建試験に落ちたことをきっかけに、「自分のように勉強が苦手な人向けの方法を編み出そう」と一念発起。苦労の末に「勉強することを小分けにし、計画的に復習する」しくみ、大量記憶表を発明します。棚田氏の勉強メソッドをまとめた書籍、『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』の刊行を記念して、本書の内容を一部公開します。

9割の人が知らない「音声学習の2大メリット」Photo: Adobe Stock

音声学習の圧倒的なメリット

 私が耳学を実践して強く感じたのは、問題を解くスピードが速くなったことです。

 ちなみに耳学とは、「問題集を音声で耳から聞いて学習する」やり方です。「そんな音声、どこに売っているの?」と思った方もいるでしょう。自分で録音するんです。自分自身のスマホで。昔と違い、今はスマホという素晴らしいデバイスがあるので、誰でもいつでも簡単に録音と再生ができます。

 もともと私は文章を読むのが遅く、宅建士試験の2時間50問が試験時間ギリギリになることも悩みの種でした。

 そんな中、問題集を読み上げて録音し、それをBluetoothイヤホンで聞く耳学を実践したところ、1問にかかる時間が格段に短くなったのです。

 スキマ時間の活用以外に、耳学のメリットは大きく2つあります。

メリット① 問題文の言い回しに慣れてくる

 耳学で毎日繰り返し聞いたことで、試験問題独特の言い回しや表現に慣れることができました。例えば宅建士試験の選択肢の場合、

「宅地建物取引士が、刑法第222条(脅迫)の罪により、罰金の刑に処せられ、登録が消除された場合、刑の執行を終わり又は執行を受けることがなくなった日から5年を経過するまでは、新たな登録を受けることができない」(答えは〇)

 このように「~の場合に」「~できる」「~できない」といった感じで、ケースを説明したうえで法的にどうなるのか、どうすべきかを問うパターンの言い回しが非常に多いです。

 耳学で聞いていると、その言い回しに慣れてくるので、選択肢のパターンが嫌でもわかってくるのです。

 特に宅建士試験のような法律系の資格は専門用語もたくさん出てくるので、慣れておくと苦手意識がなくなり問題をスムーズに解けるようになります。