“1万円を1億円に絶対できない人”の
5大ワースト習慣【ワースト2位】

ワースト2位
「ギャンブルに手を出す」

 ギャンブルに手を出せば、ほとんどの人は負ける。

 そうでなければ、カジノはみんな倒産しているはずだし、自治体も宝くじで潤ったりはしないはずだ。

最後は必ず胴元(元締め)が勝つ」。

 これを胸に留めてほしい。

 

【治療法】
 とにかくやるな。

 ギャンブルで儲けて億万長者になった人なんていない。

 それに宝くじに当たったり、ギャンブルで大当たりした人のほとんどは、結局すっからかんになっている。

 億万長者になるのに、近道はない。

【関美和のワンポイントアドバイス】
 ギャンブルほど効率の悪い投資はありません。

 お金持ちになりたいのなら、一攫千金を夢見るよりも、自分自身と市場に長期に投資する方が早道です。

「投資」と「ギャンブル」は違います。

 少しのお金でも、長い間コツコツと分散投資を続け、複利の力で「お金に働いてもらう」ことを心がけましょう。

 私がこの本で一番読んでほしいのは、実は第8章「複利は宇宙最大の力」。

 ここだけでも、ぜひご一読いただけたらと思います。

p.s.)
 この本は全米の子どもたち向けに書かれたものですが、大人が読んでも有益な情報がたくさん詰まっています。

 土台となったのは、全米で最も有名な賞の一つ「エミー賞」を受賞した人気テレビ番組『Biz Kid$』。

『Biz Kid$』は子ども向け経済番組で、2008年から放送がスタート。

 するとアメリカだけでなく全世界で1500万人以上が視聴。

 全米16州では金融教育番組として推奨されるようになりました。

 この本は、Amazon.com「Children‘s Moneyジャンルベスト10の常連」だけでなく、「1600の読者評価、星5つ中の4.6の高評価」と全米ロングセラーになり、日本でもロングセラーになっています。

 ぜひお読みいただけたらと思います

(本原稿は、ジェームス・マッケナ+ジェニーン・グリスタ+マット・フォンテイン著『13歳からの億万長者入門──1万円を1億円にする「お金の教科書」』の訳者による特別寄稿です)