リモートワークの長期化は避けられない。ビジネスパーソンも「リモート強者」と「リモート弱者」に二極化しつつある今、あなたは「リモート強者」か? それとも「リモート弱者」か?
そんな時、心強い味方が現れた。
ITビギナーから絶大な信頼を得ている平塚知真子氏だ。
平塚氏は、Google が授与する資格(Google 認定トレーナー/Google Cloud Partner Specialization Education)を2つ保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。
その初の単著が『Google式10Xリモート仕事術──あなたはまだホントのGoogleを知らない』だ。
「10%改善するより10倍にするほうがカンタン」という Google 急成長の秘密「10X(テンエックス)」で成果を10倍にする「10X(テンエックス)・10(テン)アプリ」をフルカラーで初公開。
“日本一のマーケッター”の神田昌典氏(マーケティングの世界的権威ECHO賞・国際審査員)が「全部無料! こんな使い方、あったのか」と大絶賛。
曽山哲人氏(サイバーエージェント常務執行役員CHO)が「想像以上に知らない機能があった」。
三浦崇典氏(天狼院書店店主)が「Google 全70アプリのうち10アプリを使いこなして仕事を劇的に変える解説書。リアルよりも成果を上げる術を伝える“リモート強者”への指南書」というノウハウとはどんなものか。
“リモート弱者”が“リモート強者”になる、誰も教えてくれなかった方法を紹介しよう。
年間80時間。ビジネスパーソンは、この時間を何に使っていると思いますか?
実は、勤務時間中に「書類を探す」時間なのです。
文具で有名なコクヨ株式会社が実施した調査によると、1日のうち書類を探す時間は「約20分」。これを1年間に換算すると、なんと約80時間。まる10日分の勤務に相当するのです。
作成したはずの見積書が見つけられない、資料をどこに保存したか忘れてしまった……といった、生産性が全くない「探す」「見つける」という行為に、人はとても多くの時間を費やしていることになります。
もちろん、この数字は1人あたりですから、会社としては全社員の人数分を掛け算することとなり、100人いれば単純計算で8000時間です。
おそらく、一つひとつの探しものにかけている時間は、5分、10分。でもそれが1日に何度も発生していませんか。きっと、あなたも例外ではないはずです。
その無駄な時間を減らすために、今すぐできることがあります。
欲しいものをすぐに発見できる状態にすることです。
具体的には、「ここだけ見れば、全部、ある」という必要な情報を置いておく「場所」を決めておけばいいのです。どうやって?
ウェブサイトをストレスゼロで気軽に作成できる「Google サイト」を使ってみましょう!
Google サイトは、Google が提供しているWebサイト作成ツールです。Google アカウントを持っていれば誰でも無料で利用できます。
「Webサイトを作るのは難しそう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、Google サイトを作るのに専門の知識は不要! 簡単に、オリジナルのサイトを作れます。
実際にこの Google サイトを活用した情報の一括管理で、効果を実感しているという事例をご紹介しましょう。
ホテル4棟の運営と弁当事業をしている株式会社ナビのIT推進部 真木内 貴之様にお話を伺いました。
Google サイトによる社内ポータル「SYAHOO!!」を業務の要に
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担当者として、様々な仕組みづくりを行っていますが、一番効果が上がっていると感じているのが「SYAHOO!!」です。この試みを聞きつけた Yahoo! JAPAN の方から取材を受けたこともあります。
「SYAHOO!!」には、毎日の仕事を始めるのに必要な情報が集約されています。
以前は、必要なファイルを一つひとつ Google ドライブで検索して探さなければなりませんでしたが、このポータルサイトを見れば、すぐにファイルを探し出せます。便利になったと、社員からも好評です。
ファイルを Google ドライブに保存しているだけの状態であれば、1つずつ検索しなければなりませんが、サイトなら、いろいろな種類の情報を見やすくまとめることができます。情報共有する上で大きなメリットです。
例えば、動画。取材を受けたテレビ番組の動画、ハウツー動画を埋め込んでいるので、サイトから直接再生することもできます。自社発信のSNSも埋め込んで、タイムラインをそのまま見られるようにしています。
可視化してわかりやすく共有できるよう、月の実績などは、グラフを表示させています。挿入しているグラフは、Google スプレッドシートのデータをグラフ化したものです。
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