米著名実業家イーロン・マスク氏とツイッターの法廷争いは、プラットフォーム上の偽アカウントやスパムアカウントの数が争点となる見通しだ。ただデータ科学者からは、そうした数字を客観的に算出することは容易ではないとの指摘が出ている。ツイッターは12日、マスク氏が破棄する意向を示した440億ドル(約5兆9900億円)の買収合意を完了させるため、提訴に踏み切った。マスク氏はツイッターが偽アカウントやスパムアカウントの数について不正確な開示を行い、推定値を検証するのに必要な情報を開示しなかったと訴えている。マスク氏のチームは不適切な情報開示により契約は無効との立場で、契約を破棄することができると主張している。
ツイッターvsマスク氏 法廷闘争の厄介な争点
マスク氏は偽アカウント数を疑問視しているが、そうした数値を客観的に算出することは困難との指摘も
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