シリコンバレーでは、不動産開発業者が新しいオフィス関連のプロジェクトに力を入れている。大手IT(情報技術)企業が職場を拡大し、同地域の新しい交通・住宅政策を活用することを確信しているためだ。カリフォルニア州サンノゼだけでも、開発業者3社が、まだ賃貸契約をほとんど、または全く交わしていないにもかかわらず、オフィスプロジェクトを進めている。市当局によると、アルファベット傘下のグーグルは、80エーカー(約32万平方メートル)の新しい複合施設開発を計画しており、来年までにプロジェクトのインフラ工事が開始される予定だ。不動産仲介業者によると、フェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズやアップルも、シリコンバレーのオフィススペースを拡張している。