暗号資産(仮想通貨)の貸し付けなどを手掛ける米セルシウス・ネットワークが連邦破産法第11条の適用を申請した。同社は1カ月前、仮想通貨の暴落を受けて事業が立ち行かなくなり、資金の引き出しを凍結していた。銀行よりも安全だとの宣伝文句と顧客への高いリターンで暗号通貨貸し出し最大手の一角を占めるまでになった同社を巡ってはここ数週間、市場で臆測が広がっていた。