――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  フライトの欠航や空港の旅客制限、全般的なコストの高騰。投資家を航空銘柄に引き戻すには、悪材料ばかりだ。だが、景気後退によって需要が低迷することに比べれば、まだましな問題だ。  デルタ航空(本社アトランタ)の株価は13日朝に8%安となり、米国の同業他社の足を引っ張った。同社は主要航空会社の中で最初に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益は1.44ドル(約198円)と、市場予想中央値(1.73ドル)を大幅に下回った。売上高は予想を11%上回ったにもかかわらずだ。