株取引アプリの米ロビンフッド・マーケッツは従業員の約23%をレイオフする。顧客の取引が大幅に減速する中、業績の低迷が続いている。同社が人員削減を行うのは今年2回目。4月にフルタイム従業員の約9%をレイオフした。今回と合わせると1000人超の削減となる。ブラッド・テネフ最高経営責任者(CEO)は2日、同社のブログへの投稿で、今回のレイオフは同社の全般的な再編の一環だとし、前回4月の人員整理はコスト削減には「十分でなかった」と述べた。テネフ氏は「昨年は、新型コロナウイルス禍の株式・暗号資産(仮想通貨)市場で目にした個人投資家の売買拡大が2022年にかけて継続するとの想定で、業務部門の多くの従業員の配置を行った」とした上で、「現在の新たな環境下で当社は、適切な水準を超える人員を抱えて事業を行っている。野心的な人員数の推移は、CEOとして私が責任を取って承認したことだ。これは私の責任だ」と述べた。
ロビンフッド、従業員の約23%をレイオフ
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