――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  先週相次いで発表された米ハイテク大手の四半期決算からは、依然としてクラウドサービスへの需要が旺盛なことが明らかになった。だが、それらのサービスを運営するハイテク大手は、現在の経済環境の中で、慎重に支出を監視していることも明らかになった。  3大パブリッククラウドサービスのアマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットはいずれも、4-6月期のクラウド部門の売上高が前年比で2桁の伸びという堅調ぶりを示した。