レイチェル・クエイ・アサモアさん(16)は、ニューヨークのブルックリン実業高等学校でもうすぐ最終学年を迎える。いくつかの一流大学に目を向けており、経済学を専攻するつもりだ。既に大学出願に必要な小論文を準備し始めており、自分の生い立ちがお金や資本主義を巡る世界観にどう影響したかを書いている。しかし、大学によっては、入学希望者に予算や弱気市場についてどう考えているかを論じるよう求めるのではなく、変化球を投げてくることがあることを学びつつある。例えば、シカゴ大学では2022~23年の出願者に「親知らずはどのような助言を与えてくれるか」というテーマで小論文を書くよう要求している。「こんなのどうすればいいの?」と言うレイチェルさんは、まだ志望校を決めかねている。
奇抜な論文テーマ、米大学入試で学生困惑
「ウォーリーは一体どこにいるのか?」といった問いも
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