海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は、「現役会社員が語る自分の時間の作り方」です。いよいよ夏休みシーズン。「久しぶりに旅がしたいけど、仕事が忙しくて……」「コロナ禍で時間の使い方が変わってしまった」そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?本記事では、10年間で70カ国を旅したリーマントラベラー東松寛文さんの新刊書籍から、「自分の時間」を作るためのヒントをご紹介します!
あの頃の僕になかったもの
「かつては僕も、社畜寸前のサラリーマンでした。朝から晩まで仕事・仕事・仕事。日によっては飲み会もあって、タクシー帰りが当たり前。いつも正体のわからない“何か”に追われていて、「忙しい!」が口癖でした。一方で、その忙しいことをステータスにも感じていましたが。
最近になってようやく、その僕を四六時中追いかけていた“何か”の正体がわかりました。それは自分のものではない時間です。