「苦手な人」との仕事で必須のスキル、相手が好む話し方の見極め法とはPhoto:PIXTA

誰にも苦手な人がいるものだが、苦手だからしょうがないと諦める必要はない。苦手度を低下させ、苦手な人と仕事をするときに役立つ三つのスキルがある。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)

三つのスキルを使えば
「苦手度」は誰でも簡単に解消できる

「どうもこの人とは気が合わない」「説明しても理解してもらえない」「対話が続かない」…誰にでもこのような苦手な人が、多かれ少なかれいるものだ。

 このように申し上げると、「人それぞれなので、中には気の合わない人がいるものだ」「だから、気が合わなくてもしょうがない」「したがって、苦手な人には近づかないに越したことはない」という諦観に接することがある。

 しかし、私は、諦める必要はないと考える。注意深く観察すると、苦手な人が少ない人と、多い人がいる。実は、苦手な人が少ない人が発揮していて、苦手な人を少なくすることができる三つのスキルがあるからだ。