暗号資産(仮想通貨)ATMネットワークを運営する米ビットコイン・デポは、特別買収目的会社(SPAC)との合併契約を結んだと発表した。上場しているSPACと合併することにより、同社は上場を果たす。この契約でビットコイン・デポの評価額は約8億8500万ドル(約1208億円)。この合併は、暗号通貨とSPACが大きく下落している中で行われるため、ビットコインなどの暗号資産のATMに対する投資意欲が試されることにるだろう。2016年に設立されたビットコイン・デポは、北米最大のビットコインATMのプロバイダーであり、米国とカナダのコンビニエンスストア・ガソリンスタンドのチェーン店サークルKなどの店舗に7000台余りのキオスクを設置しているという。