米金融大手ゴールドマン・サックス・グループ(GS)が、新型コロナウイルス感染対策の手続きを撤廃する。今後はワクチンの接種状況に関わらず、従業員はほとんどのオフィスを使用することができ、定期的に感染検査を受けたりマスクを着用したりする必要もなくなるという。新たなルールは米祝日のレーバーデー(労働者の日)翌日の9月6日から導入される。GSは今回の件について30日に従業員へのメモを送付した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこの内容を確認した。同行はメモの中で、「ワクチンや治療方法の改善、検査など数多くのツールが整う中、重症化リスクは大幅に低下した」と述べた。また米疾病対策センター(CDC)がパンデミック(世界的大流行)関連の感染対策の多くを緩和させていることにも触れた。
ゴールドマン・サックス、コロナ感染対策の手続き撤廃へ
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