ミッキーマウスの生みの親、ウォルト・ディズニーはかつてディズニーランドを「魔法の国」と呼んでいた。最近ではウォルト・ディズニー社が、新しい魔法を習得している。その収益性の高いテーマパークの各入園者から、最後の1ドルまで搾り取る魔法だ。米フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートとカリフォルニア州南部にあるディズニーランド・リゾートでは過去2年、新型コロナウイルス禍から復活する中で多くの変更が加えられ、ディズニーリゾートへの訪問コストが急上昇している。おかげでディズニーは大もうけだ。米国内のテーマパークの入園者を制限し、コロナ前を下回る水準に抑えているが、テーマパーク部門の売上高と利益は記録的な水準に達している。
ディズニーの魔法、入園者減少も増益のからくり
値上げや無料特典の廃止・有料化などで売上高と利益が過去最高に
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