午後のワイドショー「ゴゴスマ」(TBS系)を、東海ローカルから全国の人気番組へと躍進させた立役者である同番組MCの石井亮次アナウンサー。好きなワイドショーMCでは第1位を獲得するなど、その好感度で右に出るものはいない。9月8日には、フジテレビの「トークィーンズ」にゲスト出演、好感度を上げるための話し方のコツを女子たちに披露!! 本記事では、石井亮次アナが好感度の高いコミュニケーション術をすべて明かした著書『ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方』から、コミュ下手でもすぐに使えるテクニックをお伝えする。

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会話が苦手なら、メールという手もある

 フジテレビの「トークィーンズ」では、僕が日常的に気をつけている様々なコミュニケーション術を披露しました。いかがでしたでしょうか(笑)

 だけど、どうしても「会話は恥ずかしい」「人をほめるのも苦手」って方もいらっしゃると思います。そんな時の手段が「メール」です。

 会話に苦手意識がある人は、メールをどんどん活用するといいと思います。会話で失敗したな、という時の挽回にもメールは使えます。

 メールで相手に喜んでもらうコツは、用件の他に自分なりのひとことを添えることです。

 最初の挨拶や、真ん中の用件は、ほぼ誰が書いても同じような内容になります。

 そこで、最後にひとことオリジナルメッセージを書く。

 受け取った方は、そこに「自分だけに書いてくれた」という特別感を抱いてくれるので、親密度がぐんとアップします。

 

 (例文)
 ○○さま
 いつも大変お世話になっております。
 来週の会議の日程ですが、○月○日の午後2時より弊社会議室にて行いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 先日話題にされていた映画、僕もあの後すぐに観に行きました。とってもよかったです!

 〇井△次

 

 こういった業務上のやり取りでも、会食のお礼メールでも、基本は同じもののコピペでかまわないので、最後に1行か2行くらいのオリジナルメッセージがあるだけで全然違います。あなたにだけのオリジナルメッセージだとわかる内容にすることが大事なポイントです。

 メールの返事は最速を心がけています。最速で戻ってくるのもやさしさだと思っているからです。その代わり、内容は短め、シンプルにいきます。「質」にはあまりこだわりません。

 たまに、懐かしい友達がメールをくれることがあります。久しぶりだからゆっくり思い出話でも書いて送ろうかなと思っていると、結局そんな時間はつくれなくて返事を出すことさえ忘れてしまう。それよりは、すぐに「元気? なつかしいわ」だけでも返しておいたほうがいいと割り切っています。

*本記事は、「ゴゴスマ石井の なぜか得する話し方」から抜粋・編集したものです。