政府・日銀がついに
円買い介入に踏み切る
9月22日、日銀による金融緩和維持決定もあり、ドル円は144円から145.90円へ急上昇すると、政府・日銀はついにドル売り円買い介入に踏み切った。同日、NY時間にドル円は一時140.36円へ急落した。
神田眞人財務官に続いて鈴木俊一財務相も「断固たる措置を取った」と介入事実を認め、岸田文雄首相も「今後も断固として必要な対応を取る」と述べた。
なお、筆者はこれまで、円買い介入は効果が薄いため、単独であれ、他国との協調であれ、日本の当局による介入の可能性は低いと主張してきた。
今後も円の反発は続くのだろうか。