米ツイッターと著名実業家イーロン・マスク氏は、予定通り買収を完了させることを目指し、来週10日までの合意を目指している。内情に詳しい関係筋が明らかにした。買収撤回を表明していたマスク氏だが、今週に入り一転して当初提案していた買収価格での取引完了を提案。条件を巡って交渉を再開させていた。交渉では、マスク氏が引き続き借り入れによる資金手当てが確実にできるようにし、合意に至るまで訴訟を延期することが条件として上がっているようだ。これについては5日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じていた。マスク氏はここにきて、必要とする借り入れ資金の確保を買収完了の条件に上げているという。また関係筋によると、弁護士は向こう数日にも、10月17日に予定されている裁判を停止する方向でツイッターとの合意を目指している。10日に予定されているマスク氏の宣誓証言を回避する狙いがあるという。