ドナルド・トランプ前米大統領が11月の中間選挙に向けた広告戦争に「参戦」し、連邦上院議員の座を巡って激戦となっているペンシルベニア州とオハイオ州でテレビCMを流した。トランプ氏の新たな政治活動委員会(PAC)は、これを皮切りに数百万ドルを投じると予想されている。自身の資金調達源を共和党候補の支援に回すよう圧力を受けているトランプ氏は、先週までは候補者のテレビCMではなく、自らが激戦地で開催する大規模集会に一定の資金を投じてきた。同氏のPACである「セーブ・アメリカ」の資金調達額は8月末時点で9300万ドル(約135億円)近くに上った。新たなCMは、別のスーパーPACである「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA)」によるもの。
トランプ氏、激戦州の上院選にCM「参戦」
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