米国は、中国やロシアなど潜在的な敵対国に対する抑止力とするため、導入から60年がたつ戦略爆撃機を改修し、21世紀後半も運用する計画を進めている。米空軍当局者や軍事専門家らは、効果的な抑止力を提供する上でB52爆撃機の改修は極めて重要だと指摘する。B52はボーイングが製造した長距離ジェット機で、大量の通常兵器や核兵器を搭載できる。米国防総省が今春公表した予算書によると、B52の改修には118億ドル(約1兆7580億円)の費用がかかる可能性がある。
米B52爆撃機、機能刷新・運用継続へ 対中抑止を強化
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