米ツイッターは同社の歴史の大半で利益を生むのに苦戦してきた。電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が440億ドル(約6兆5000億円)でのツイッター買収を完了させるとしても、ある要因がさらに厳しい状況をもたらす。同氏が買収のために借り入れた資金だ。買収合意の一環として、ツイッターは130億ドルの債務が増える。この買収に関連する書類で以前説明されていた条件に基づいたアナリストの分析では、ツイッターの年間の利払いは10億ドルを超えることになる。2021年は約5100万ドルだった。同社の過去5年のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は年平均約7億ドルと発表している。
ツイッター、マスク氏による買収で債務膨らむ見通し
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