ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)がここ数カ月、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の最側近らと秘密裏に協議していたことが分かった。米国や関係国の政府当局者らが明らかにした。目的は、ウクライナを巡る紛争が拡大するリスクを軽減することに加え、核兵器などの大量破壊兵器の使用について警告することだったという。当局者らによれば、サリバン氏はプーチン氏の外交政策アドバイザーを務めるユーリ・ウシャコフ氏と接触。また、ロシア側のカウンターパートにあたるニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記とも協議を実施したという。当局者らはまた、協議の狙いはウクライナ戦争の和解案について話し合うことではなく、事態がエスカレートするリスクを抑制し、伝達経路を維持することにあったとしている。
サリバン米大統領補佐官、プーチン氏側近と極秘協議していた
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