中間選挙を控えた米アリゾナ州では、武装した活動家が屋外に置かれた期日前投票の投票箱の監視を始めた後、マリコパ郡の共和党幹部2人が投票の監視員に対して異例の共同声明を発表した。「有権者が合法的に投票用紙を投函(とうかん)する際に、防弾チョッキを着用して威嚇してはならない」ペンシルベニア州では、同州の選挙を監督する民主党員が、選挙結果の報告の遅れやその他のばらつきが正常であり、不正の指標ではないことを各地で州民に説明している。ジョージア州では、2020年の選挙結果を変更しようとするドナルド・トランプ前大統領の取り組みをはねつけた共和党の州務長官が、投票所のスタッフが選挙当日の脅しやその他の混乱を迅速に報告できる新しいテキストメッセージ・サービスが導入されたことを強調している。
米中間選挙、有権者「脅し」に身構える当局
武装した活動家が期日前投票の投票箱を監視するケースも
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