面接で必ず聞かれる「最後に何か質問はありますか？」という質問。
最終面接での通過率をグッと上げるベストな対応は何だろうか。
そこで今回参考にしたいのが、『真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン──名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法』だ。
ベストセラー精神科医の樺沢紫苑さんやベストセラー会計士の山田真哉氏も絶賛。
副業術、転職術から上司に振り回されない方法まで、サラリーマンの悩みを一気に解決してくれる本書の著者は、登録者66万人超えの「サラリーマンYouTuber」サラタメさん。名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法が凝縮された本書は、「仕事術の百科事典」とでもいうべき究極のビジネス書だ。今回は、「最終面接で好印象を与える方法」について、サラタメ氏に聞いた（構成：川代紗生）。
Photo: Adobe Stock
最終面接では避けるべき「NG逆質問」
―面接では必ず「最後に何か質問はありますか？」と聞かれますよね。
あれ、いつも何を聞けばいいか悩むのですが、最終面接ではどんな質問をするのがベストでしょうか。
サラタメ：あるあるのお悩みですね（笑）。
まあ、「特にありません」は論外として、やりがちだけど避けたほうがいい「NG逆質問」が一つあります。
―NG逆質問！
サラタメ：それは、「現場の働き方」についての質問です。
具体的には、
・現場で活躍している人にはどんな特徴があるか？
・現場の社員は、どうやって情報収集しているか？
・現場の社員は、どんなスケジュールで仕事をさばいているか？
などです。
―えー！ これ、聞いてる人めちゃくちゃ多いと思いますが……。どうしてNGなんですか？
サラタメ：最終面接に出るような役員クラスの人たちは、現場のことをあまりよく知らない可能性があるんです。
とくに大企業では、経営のことに集中していて、現場のルールについては詳しくない、という役員も多いはず。
そういうお偉いさんに現場について質問すると、相手がうまく答えられず、恥をかかせてしまう恐れがあるんですよね。
―いくら面接といっても相手は人間ですもんね。
メンツを潰してしまったら、嫌な印象が残るかもしれない。
サラタメ：そういうことです。
