たった90日で劇的に成績を上げる新メソッド、一挙公開! 学年最下位をとっていた落ちこぼれが、勉強に目覚め、たった90日で「京大模試D判定⇒A判定&全国1位」に。そして京大に合格。そのときの勉強法を再現性あるものに練り上げ、「いつ、どの教科を、どう勉強するか」という受験戦略を構築する。現在は予備校講師として、京大、早慶、医学部など、多数の合格実績を叩き出す。本書『逆転合格90日プログラム』は、短期間で実力を上げる高速学習法をまとめたものだ。本稿では、本書より内容の一部を特別に公開する。

「模試がE判定でも気にするな」と断言できる、たった1つの理由Photo: Adobe Stock

模試の判定が悪かったときにすべきこと

 この時期、「模試の判定が悪い。このままで大丈夫か?」と不安になる受験生も多いはずです。模試の判定が悪かったとき、やるべきことは次の3つです。

①どこで、何点失点したのか?
②どの問題が正解できていれば、C判定以上がとれたのか?
③間違えた問題は、今解けるのか?

 これを分析し、解き直しをして、暗記事項を整理しましょう。そして、それ以上のことをする必要はありません。

「判定が悪くても気にするな」と言い切れる理由

 そもそも、あなたは志望大学の過去問を解けるようになるべく、勉強してきたはずです。過去問以外の問題は解けるようには勉強していないので、あまり気にしないでください。

 ちなみに僕は、12月のセンター試験模試でE判定だった大学(早稲田大学政治経済学部)に合格しました。模試の判定なんてそんなもんです。

 12月になり、試験本番まであと少しになりましたが、最後の最後まであきらめないでください。

(本原稿は、篠原好著『試験直前でも合格! 短期間で実力を上げる高速学習法 逆転合格90日プログラム』を編集・抜粋したものです)