首都圏の新築マンション平均価格が
「バブル超え」で絶好調の不動産市場
2021年の上半期、首都圏の新築マンション平均価格は6360万円を記録した(不動産経済研究所調べ)。好調に推移してきたマンション価格ではあったが、1990年の記録である6214万円を超えたというニュースは「バブル超え」という形で各種メディアに取り上げられた。
バブル超えを果たした2021年から引き続き、2022年も首都圏の新築マンション価格は高水準を維持し続けてきた。上半期の平均価格は6510万円。中古マンション市場の売れ行きも堅調だ。都心のタワーマンションでは1億円超えの物件も珍しくなく、高値であってもニーズは衰えない。まさに不動産市場は絶好調であり、この傾向はしばらく続いていくかのように見えるだろう。