ウクライナのドミトロ・クレバ外相は、戦争の結果、ロシアが国家として崩壊する事態を恐れないよう西側同盟国同盟国に呼びかけた。また、ウクライナにはロシア領内の標的を攻撃する権利があると主張し、ウクライナはクリミアなどロシアに占領された地域を同国の支配下に置いたままにする和平合意を受け入れることは決してないと語った。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューに応じた。ウクライナの西側の同盟国はウクライナを敗北させないことで一致しているが、同国軍の本格的勝利という目標を全ての国が受け入れているわけではない。ウクライナ政府は今年2月の侵攻開始以降に失った領土だけでなく、2014年にロシアに併合されたクリミア半島と、東部ドネツク州とルガンスク州の一部地域の奪還を目指している。