ひろゆきが語る「クリスマスに独りぼっちの人」のたった1つの特徴ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超え、代表作の『1%の努力』は45万部を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。彼の最新刊『99%はバイアス』では、「ブレイクの秘訣」を明かし、「どうすれば影響力を持てるのか?」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか?」などをマジメに語った。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

ひろゆきにとってクリスマスとは?

 さて、クリスマスですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 家族がいたり恋人がいる人は、家やレストランでご馳走を食べていたりするでしょう。

 1人で過ごすような人が、おそらくこんなどうでもいい記事を読んでいるんでしょうね(笑)。

 身も蓋もないことをいうと、クリスマスのいいところは、「セールでものが安く手に入る」ということです。

 ケーキやお惣菜が遅い時間に安くなっていたり、家電などのお店でもクリスマスセールがおこなわれていたりします。

 それ以上でも以下でもないんですよね。

そもそも「特別な日」ではない

 僕は家族がいますけど、クリスマスだからといって家族に対して何か特別にすることはありません。

 何も気にせず家でゴロゴロしています。

 そもそも、日本の宗教の感覚は、キリスト教や仏教、神道などのつまみ食いで世界的にかなり特殊だと言われています。

 アメリカであれば、「クリスマスくらいは家族みんなが揃って食事をする」みたいな儀式になっているんですが、キリスト教徒でもない日本人がそれを真似て祝うことは、世界的に見て狂って見えても仕方ないんですよね(笑)。

 クリスマスなのに残業をしたり仕事をしていることを愚痴っている人も見かけますが、そもそも休みたいときに休めないような働き方をしてしまっている自分が悪いわけで、日頃の行い次第ですよね。

誰とも過ごせない不幸

 クリスマスを1人で過ごしていることに引け目を感じている人は、自分が「クリスマスは誰かと過ごさないといけない」という呪縛にとらわれていることに気づきましょう。

 たかが、1年のうちの1日です。

 そもそも、ハーバード大学の卒業生を追った75年以上にもおよぶ調査では、「結局、人間関係が安定している人」という項目が幸せの条件だったりします。

 そうです。クリスマスに限らず、普段の休みや祝日、夏休みに、他の誰とも過ごせていない人は、すでに不幸なわけです。

 特にクリスマスに限定した悲劇ではありません。

 いくらたくさんお金があっても、休みの日に一緒に時間を過ごせる人がいないことはずっと悲劇なわけですね。

 ということで、ペットでもいいと思いますし、家族や学生時代の友達でもいいと思うので、一緒に過ごせる誰かを見つけましょう。

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。主な著書に、シリーズ50万部を突破した『99%はバイアス』『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。