たった90日で劇的に成績を上げる新メソッド、一挙公開! 学年最下位をとっていた落ちこぼれが、勉強に目覚め、たった90日で「京大模試D判定⇒A判定&全国1位」に。そして京大に合格。そのときの勉強法を再現性あるものに練り上げ、「いつ、どの教科を、どう勉強するか」という受験戦略を構築。その勉強メソッドをまとめた『逆転合格90日プログラム』が10月11日に発売された。この特別寄稿は、その著者であり、予備校講師として、京大、早慶、医学部など、多数の合格実績を叩き出している篠原好氏が語る「試験中に平常心を取り戻す方法」だ。

京大の入試本番でパニックに! 僕を救ってくれた「1分回復法」Photo: Adobe Stock

パニック状態から、冷静になるための「1分挽回法」

 本日は、試験で頭が真っ白になってしまった時の対処法を紹介します。

 私は、京大の試験本番でまさに頭が真っ白になりました。なんと試験開始後1時間、1問も解けていない…、という絶望的な状態になりました。

 それでもなんとか立て直し、のこり1時間で何とか答案を書くことが出来ました。今回は、そんなピンチに陥った時のテクニックを紹介します。

①パニックになったら、1分捨てると決める

 まず、試験会場でパニックになったら1分捨てると決めてください。共通テストでは1分の価値は非常に重いのですが、それでも、残りの時間慌てふためくよりはマシです。

②カンニングを疑われない範囲で、顔を上げ、視野を広くする

 パニックになっている時は、視野が狭くなっています。まず、物理的に顔を上げ、視野を広くしましょう。あなたの目の前には、他の受験生もいます。その他の受験生の向こう側には、別の教室に、あるいは全国の試験会場に、同じような受験生がいます。

③冷静に分析する

 あなたは一生懸命に勉強しました。そのうえで、パニックになったわけです。当然、同じようにパニックになっている受験生もいるはずです。

「いっぱい、受験生いるな~」
「他の受験生も、多分この問題でアワアワしてるんだろうな」
「でも僕は、少しだけ冷静になれた」

 冷静に自己分析をしてください。

④深呼吸を2回する

 20秒1セットとして呼吸をします。5秒かけて息を吸い、3秒止め、12秒かけて息を吐きます。これを2セット、やります。

 人間は息を吐く時に、副交感神経優位になり、リラックスできます。前述の③で、理性は「十分冷静になれた」と思っていますが、野性や感性はまだまだ「パニック」状態です。焦らず、2回深呼吸して、副交感神経を優位にしましょう。

⑤他の問題を解き始める

 パニックになった問題は捨て、他の問題を解き始めます。パニックになった問題を、すぐに解き始めると、またパニックになりかねません。他の解ける問題を解き切ってから、時間が余ったら、戻ってきましょう。