米ウォール街のアナリストは今も変わらずテスラを愛し続けている。  中国生産の遅れやイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)によるツイッター買収劇、その原資手当てに伴う大量の持ち株売りなど、テスラはここ1年、厳しい苦境に陥った。テスラ株への投資家のセンチメントは急激に冷え込み、2022年は過去最悪の下げを演じた。  にもかかわらず、テスラをカバーするアナリストの「愛」は健在だ。ファクトセットによると、全体の64%がテスラ株の投資判断を「買い」もしくは「オーバーウエート」としている。この割合は2014年末以来の高水準だという。  目標株価の中央値は194ドル。