米ウォール街のアナリストは今も変わらずテスラを愛し続けている。中国生産の遅れやイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)によるツイッター買収劇、その原資手当てに伴う大量の持ち株売りなど、テスラはここ1年、厳しい苦境に陥った。テスラ株への投資家のセンチメントは急激に冷え込み、2022年は過去最悪の下げを演じた。にもかかわらず、テスラをカバーするアナリストの「愛」は健在だ。ファクトセットによると、全体の64%がテスラ株の投資判断を「買い」もしくは「オーバーウエート」としている。この割合は2014年末以来の高水準だという。目標株価の中央値は194ドル。テスラの23日終値は143.75ドルと、目標株価を26%割り込んでいる。
「テスラ愛」冷めぬウォール街、なお強気なわけ
アナリストの64%がテスラ株に強気、2014年以来の高水準
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