米下院共和党がジョー・バイデン大統領の自宅や元個人事務所で機密文書が見つかった経緯を調査していることを巡り、ホワイトハウスは23日、情報提供を行うことは明言しなかった。バイデン氏側はこれら文書を巡り、疑いの目を向けられ続けている。共和党はバイデン氏の自宅などで見つかった機密文書のコピーや、この問題に関する内部のやり取りを提出するよう要求。ホワイトハウスのスチュアート・デレリー法律顧問は下院監視・政府改革委員会のジェームズ・コーマー委員長(共和党)への書簡で、要請を検討すると回答した。デレリー氏はまた、「監視を巡る正当な関心に応える」ことがホワイトハウスの目的だとしながらも、同時に「法執行機関による捜査の保全性と独立性を守る」必要も強調している。
バイデン氏の機密文書巡る共和党の調査、米政権は協力を明言せず
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