【ワシントン】バイデン米政権はウクライナに対し米製戦車「M1エイブラムス」を相当数供与する方向に傾いており、今週中に発表が行われる可能性がある。米政府関係者が明らかにした。  米国がエイブラムス供与を決めれば、ドイツは自国製の主力戦車「レオパルト2」の供与に合意し、ポーランドなどがレオパルトをウクライナに供与することも承認するとみられる。  ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく丸1年を迎える。戦車の供与を巡り米欧の間では不協和音も生じていたが、エイブラムス供与は結束の亀裂回避に向けた動きとなる。  ホワイトハウスはコメントを控えた。 。