――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米連邦準備制度理事会(FRB)は先月の物価上昇を冷静に受け止められるだろうが、気にとめなくていいというわけでもない。  労働省が14日発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.5%上昇した。2022年12月のCPIは速報の前月比0.1%低下から0.1%上昇に修正された。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは1月に0.4%上昇し、12月分は0.3%上昇から0.4%上昇に上方修正された。